「ブロックチェーンゲームってどんなものがあるんだろう?」
「WonderHeroって聞いたことがあるけど、実際いまからやって楽しめるのかな?」
「Play To Earnっていうけど、今からでどれくらい稼げるんだろう?」
この記事では、そうした疑問に対して実績を公開しつつ解説していきます。
この記事では、
・WonderHeroで今どれくらい稼げるのか
・WonderHeroは今どういう環境になっているのか
について解説していきます。
わたしは実際に2022年1月28日からプレイをしています。
リリースは1月26日だったので、初期ユーザーといっても良いと思います。
この記事を書いているのは2022年3月29日ですが、リリースから2か月間プレイした実績をもとに解説していきます。
目次
結論:ほぼオートでも稼ぐことは可能
ゲームを始めてからの通算だと
HON:約6,400HON
WND(ガバナンストークン):約50.0WND
というのが現状です。
その他、ゲーム中で獲得できるNFTを売却したことで、
USDT:約430USDT
が得られています。
収益の推移
さて、1月~2月にかけての実績の詳細は以下記事で公開しています。
【実績公開】1か月WonderHeroプレイした実績を公開します - たんたんブログ
記事内でも記載している通り、最初の1か月の実績は以下です。
HON:約3,800HON(1/28~2/28)
WND:約45.0WND
USDT:約400USDT
これと上記との差額が2か月目の実績、といえるわけです。
具体的には以下です。
HON:約2,500HON(3/1~3/29)
WND:約5.0WND
USDT:約20USDT
これを以下レートで計算しなおします。
1HON=0.005USD
1WND=0.7USD
1USDT=1USD
1USD=120円
【1か月目】
HON:3,800×0.005×120=2,280
WND:45.0×0.7×120=3,780
USDT:400×1×120=48,000
合計:54.060円
【2か月目】
HON:2,500×0.005×120=1,500
WND:5.0×0.7×120=420
USDT:20×1×120=2,400
合計:4,320円
【通算】
HON:6,300×0.005×120=3,780
WND:50.0×0.7×120=4,200
USDT:420×1×120=50,400
合計:58,380円
トータルだとプラスですが、1か月目より2か月目の方が稼ぎづらくなっているのがわかりますね。
なぜ稼げる量が変わったのか
わたしは最初のスキンとウェポン購入のために資金を投下しただけで、それ以降は新規の資金はいれず、何かしら購入するときは手持ちのNFTを売却した資金を充ててきました。
そのうえで、この1か月で実感している変化は以下の通りです。
・報酬体系の変更
・PvPの実装
・マケプレでのNFTの価格帯の変化
・トークンの価格の変化
それぞれ見ていきます。
報酬体系の変更
まず、デイリーやウィークリーの報酬に大きく修正が入りました。
以前はデイリー報酬でも獲得できていたWNDが今では獲得できません。
また、ウィークリー報酬獲得のために必要なウェポンなどの強化回数も上限がひきあげられており、HONやWNDの消費量が多くなってきています。
トークンの消費が増えるというのは、それだけ流通量が減るので価格帯を底支えするという側面もあるわけですが、やはり手持ちが減るのは少しさびしいですよね。
PvPの実装
次にPvPが実装されました。
こちらはまだオート対戦なのですが、ゆくゆくはプレイヤーが自分で動かすようになるかもしれませんね。
この実装に伴い、デイリー/ウィークリー報酬の達成条件にもPvPでの勝利数が設定されるようになっています。
3月29日時点では、1週間で10回勝てないと報酬のボックスはもらえないようになっています。
ボックスは通常のBattleでもなかなか落ちないながらも、ウェポンが出るのか、スキンが出るのか、はたまた防具なのかとドキドキする楽しみもあるので、手に入りづらくなったのは残念ですね。
マケプレでのNFTの価格帯の変化
マーケットプレイスで取引されるアイテムの価格帯もかなり変わってきました。
一部の★5アイテムについてはやはり高額(中には1,000USDT超のものも!)ありますが、多くのものは手に入りやすくなったのではないでしょうか。
一時はスキンとウェポンを1セットそろえるだけでも100USDT近くかかっていたところ、今ではスキン1つ5USDTとかだったりします。
これは新規ユーザーの方の参入を楽にしてくれている一方で、アイテムをマケプレで販売することによる利益という面では得づらくなった、というのが正直なところでしょう。
上でも紹介した通り、最初の1か月目はマケプレで販売して稼いだUSDTが大きく収益を押し上げていた分、今後はなかなかそうして稼ぐことは難しくなりそうです。
トークンの価格の変化
最後に、トークン(HONとWND)の価格の値動きも大きく影響しています。
2月末ごろはHONは0.01USD、WNDは1USD前後をそれぞれウロチョロしていました。
それが1か月後の3月末である今、HONは0.005USD、WNDは0.7USD程度と、それぞれ50%、30%程下落している状況にあります。
ふつうに考えて、1か月で30%とか50%値動きするのってこわいですよね。
ただ、これが暗号資産の世界では当り前に起こるのです。
今後はどうなりそうなのか
ここまで、ブロックチェーンゲームであるWonderHeroについて、リリースされてから1か月目と2か月目の実績を公開しつつ解説してきました。
ゲーム内容よりも、どれだけ稼げたのか、ということに焦点を当てたのは、やはりPlay To Earnが注目されているからです。
実際、わたしも目的の一つとして、「ゲームで遊びながら稼ぐ」というものがあります。
それでは、今後もWonderHeroは稼げるのか、ということについて考えてみます。
結論:稼げはするが儲けは小さくなる
結論は、「稼ぐことは可能だが、以前より儲けは小さくなる」と考えています。
理由は、マーケットプレイスで得られる利幅が小さくなっているためです。
上でも紹介してきたように、最初の1か月はボーナスステージみたいなものでした。
プレイヤーも少なかったですし、そもそものアイテムの流通量が少なかった。
それに加えて、まだどのプレイヤーも手探りだったので、比較的入手しやすいアイテムでもそれなりの価格でマケプレに出しておけば購入されていったのです。
これが今後は難しくなっていくと思っています。
ただ、最初にスタートするのに必要なスキン・ウェポンの価格も下がっているので、ユーザーが増えていろいろな人と対戦できるようになる、というのはゲームとしては楽しみの一つですよね。
難易度も上がる
さらに、稼ぐ難易度もそれなりに上がるはずです。
理由は、PvPの報酬が高くなる一方で、楽には勝てなくなるから、です。
プレイヤーが増えてゲーム自体は盛り上がってくると、次第に戦術が高度になったり、装備をある程度しっかりとそろえていく必要が出てきます。
そうなると、常に装備をアップデートしていくために買い替えたり、相手のパーティを見て戦術を考えたり、といったことも必要になってくるので、ゲーム性が高まる一方で、楽にはプレイできなくなってくるかもしれません。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
この記事では、1月下旬のリリース当初からプレイしているWonderHeroについて、プレイしている実績を公開しつつ解説してきました。
結論としては「まだ暗号資産を稼ぐことは可能」ではあるものの、「簡単には稼げなくなっている」というのが実感です。
もちろん今後もWonderHeroを楽しんではいきますが、PvPで勝ち上がるなどを目指す場合はそれなりに対策が必要となりそうです。
もしこの記事を見て少しでもWonderHeroが楽しそうだな、と思ってくださった方、やってみようかな、と思ってくださった方は一緒に楽しみましょう。
始め方は以下の記事で解説していますので、ぜひ参考にしてみてください。
https://tantanblog.org/wonderhero-start/
また、WonderHeroに限らず、ブロックチェーンゲームを楽しむためには暗号資産を扱えることが条件になっています。
暗号資産を取り扱うにはウォレット(財布のようなものです)が必要なのですが、大手のCoincheckが見やすかったりするのでオススメです。
開設の仕方は以下記事で解説していますので、こちらもよかったらどうぞ。