【初心者向け解説】ビットコインって何なの?

Crypto

【初心者向け解説】ビットコインって何なの?

最近よくビットコインって聞くけど、けっきょく何なんだろう?

今回はそうした疑問を持っている方に向けて、わかりやすく「ビットコインとは?」ということを解説していきます。

この記事を読むことで、

・ビットコインって何なのか?

ということがある程度わかるようになるはずです。

ビットコインとは?

そもそも、ビットコインとは何なのでしょうか?

ビットコインの特徴について解説していきます。

暗号資産である

以前は「仮想通貨」といわれていました。

仮想、つまり1万円札や5百円硬貨のような実態を持っていない、ということですね。

通貨、つまり「お金」ということです。

ちなみに、ビットコインは暗号資産ですが、暗号資産だからといってビットコインとは限らないので気をつけましょう。

ビットコイン以外の暗号資産は総称して「アルトコイン(Alternative Coin)」と呼ばれています。

それだけビットコインは暗号資産の中でも際立った存在、といえます。

特定の管理者(発行者)がいない

ここでいう管理者、というのは発行体と思ってもらえればわかりやすいと思います。

日本円であれば日本という国が発行し、その信用力(日本円があれば、その分何かしらを買える!)を担保しているわけです。

暗号資産であるビットコインには、そうした特定の管理者がいません。

後で解説しますが、ビットコインはマイニングの報酬としてもらえるモノなので、特定のだれかがその信用力を担保している、というわけではないんですね。

逆に、世界中のマイニングをしている人たちがそれぞれ担保しているとも言えます。

暗号資産の中でも最大規模

一言で暗号資産といっても、実はかなり多くの種類があります。

その中でもビットコインは時価総額で最大の銘柄です。

ちなみに、この記事を書いている2022年2月時点でビットコインの相場は1BTC(BTCとはビットコインを表す単位です。日本円で言うところの「円」だとイメージしてください)は約500万円程度で、時価総額は約95兆円です。

発行数の上限が決められている

ビットコインは数量の上限が2,100万枚と決められています。

2009年から発行がスタートし、2140年で上限に達するといわれています。

上限が決められているのは、無限に発行が可能だと価値が担保されないからです。

ビットコインを手に入れる方法

それではどうやればビットコインを得ることができるのでしょうか。

ここでは以下の3点について解説していきます。

取引所での購入

まず、初めて暗号資産を扱う場合は、取引所で手に入れるのが一番一般的かと思います。

取引所というのは暗号資産を取り扱っている「お店」のようなものと思ってもらえば良いかもしれません。

有名どころでいうと、

・コインチェックhttps://coincheck.com/ja/

・ビットフライヤーhttps://bitflyer.com/ja-jp/

・DMMビットコインhttps://bitcoin.dmm.com/

などでしょうか。

こうした取引所で口座を開設し、ビットコインを買うわけです。

ここで取引所の持っているビットコインを買うことになるので「販売所」で購入することになります。

他の暗号資産からの交換

次に、他の暗号資産を持っているのであれば、それをビットコインと交換する、という方法もあります。

この方法でも取引所を使うことになりますが、この場合は取引する相手は取引所自体ではなく、取引所でやり取りをしている参加者、ということになります。

ですので上で説明した「取引所で購入する」と区別して「取引所」で交換することになります。

気を付けたいのは、取引所でどの暗号資産を扱っているのか、という点です。

取引所によって違うので、アルトコインを取り扱いたい場合は注意しておきましょう。

マイニング

最後は、マイニングという方法です。

これは実際には個人では行うことがかなり難しいのですが、ビットコインを理解するために知っておいた方が良いかと思うので解説します。

そもそも、ビットコインは、ブロックチェーン技術(情報を10分程度ごとに1つのブロックとしてまとめ、そのブロックを1つ前のブロックとつなぎ合わせることで後になって改ざんしたり修正したりすることができなくする技術)の際の報酬として支払われています。

報酬って何?と思いますよね。

ブロックチェーンにおいて、ブロック(情報のひとまとまり)は一つのハッシュ値に置き換えられています。

このハッシュ値を割り出すことで一つ前のブロックとつなげることができるのですが、その値を最初に探し出すことができた人(法人かもしれませんが)に支払われるのがビットコインだったわけです。

今は資本力のある参加者が、超ハイスペックなコンピューターを駆使してこの作業をしています。

この作業(ハッシュ値を探し出す作業)のことをマイニング、といっています。

なお、マイニングで得られるビットコインの量は、4年に一度半減するようになっています。

そうすることで市場に存在するビットコインの量を調節しているわけですね。

ちなみに次に半減するのは2024年です。

ビットコインって危なくないの?

ここまでで、大枠の

・ビットコインとは何か?

・どうやればビットコインを手に入れられるのか?

ということがイメージできたかと思います。

ここまで来ても、やはり「ビットコインって危ないんじゃないの?」という不安は残りますよね。

そこで、ここからはビットコインに含まれるリスクについて考えていきたいと思います。

価格変動リスク

ビットコインはもともとはマイニングの報酬として支払われていたのですが、投資(投機)の対象とも見られています。

そのため、非常に値動きが大きくなっているのが現状です。

銀行預金はほぼ値動きしない、株は(モノにもよりますが)5%でも動けばかなりの値動き、といったところ、ビットコインをはじめとした暗号資産は短期間でもっと大きく動く

ことが珍しくありません。

上昇してくれれば良いですが、下落することももちろんあります。

この記事ではビットコインについて解説していますが、あくまで解説であり、投資するか否かはご自身でご判断ください。個別銘柄の購入を進めているわけではない点、ご認識ください。

ハッキングリスク

次に、ハッキングに対するリスクもあります。

ビットコインは暗号資産であり、あくまでデジタルの資産なので、場合によっては取引所がハッキングされて、自分の持っているビットコインが盗まれる、なんて事も起こり得ます。

これはビットコインに限らず、暗号資産全般にいえることです。

完全な防衛策というのは残念ながらないというのが現実ですが、たとえば

・大手の取引所を使う

・知らないURLにはアクセスしない

といったことには十分気を付けた方が良いでしょう。

規制リスク

ビットコインをはじめとした暗号資産はまだまだ始まったばかりの業界なので、法整備もまだ追いついていません。

ですので、ある日突然規制がかかることもあり得ます。

たとえば「来月から暗号資産取引で生じた利益には50%の税金をかけます」みたいなことも起こり得るわけです(もちろんこれは例ですが)。

その他にも、そもそも取引自体を禁止する、ということもあり得るのです。

たとえば中国やインド、ロシアといった国は、暗号資産の取引に対して厳しい姿勢を示しています。

お国のいうことに逆らうことはできないので、気をつけたいところですね。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

この記事では「ビットコインって何?」という方に向けて、ビットコインの特徴や手に入れる方法、リスクについて解説してきました。

できるだけ専門用語を使わずに解説してきたのですが、わかりづらい部分があったらぜひ教えてください。

また、暗号資産の取引をするためには、「口座」が必要です。

中でもコインチェックは

・業界大手の一角

・PCでも携帯電話でも見た目がわかりやすい

といった点からオススメです。

口座の開設手続き方法は以下の記事でまとめています。

「ちょっとやってみようかな」とお思いであれば、ぜひ手続きだけでも今のうちに済ませてしまいましょう。

-Crypto

© 2024 たんたんブログ Powered by AFFINGER5