【初心者向け】Ethereum(イーサリアム)をわかりやすく解説

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【初心者向け】Ethereum(イーサリアム)をわかりやすく解説

「そもそもイーサリアムって何なんだろう?」

「ビットコインと何が違うの?」

「イーサリアムに投資しようと考えているんだけど、大丈夫なんだろうか?」

暗号資産に関心を持ち始めると、ビットコインの次に上のような疑問を持つ方が多いのではないでしょうか。

この記事では、

・イーサリアムとは?

・イーサリアムを扱う上での注意点

について解説していきます。

実際、わたしも暗号資産を取り扱っていくうえで、イーサリアムも持っています。

じぶんでもわからないものに手を出すのはこわいので、調べつつ、身銭を切りつつ、やっています。

ちなみに、当ブログの他の記事同様、特定の銘柄の購入を推奨しているわけではないです。

イーサリアムとは?

ここでは、イーサリアムとは?ということについて解説していきます。

イーサリアムはプラットフォームの名前

「イーサリアム」とは、プラットフォームの名前のことです。

イーサリアムのチェーン上にアプリを構築する、といったような形で使われたりします。

扱う暗号資産はイーサ(ETH)

イーサリアム上で必要となる手数料は、「ETH」で支払われます。

読み方は「イーサ」なので、本来暗号資産としてはこちらの「イーサ」という表現が正しいのですが、暗号資産のことを指して「イーサリアム」ということもよくあります。

まぁそこまで気にしなくても良いとは思いますが、暗号資産に詳しい方は「ETH」もしくは「イーサ」といっていますよね。

ビットコインとの違い

イーサリアムはビットコインの「遅さ」を克服するような形で生まれました。

ビットコインは10分に一度「承認」作業が行われるのですが、イーサリアムはもっと短期で行われるので、ビットコインよりは手続きが早く終わるわけですね。

ただ、2022年現在ではそれでもイーサリアムもそれなりに承認作業には時間がかかっています。

スマートコントラクトが目玉

イーサリアムの最大の特徴は「スマートコントラクト」といわれる機能です。

これは、「ある条件が達成された際に、事前に決められていた手続きを自動で行う」というモノで、それをブロックチェーン上に組み込むことができます。

たとえ話としてよく使われるのは、自動販売機の例です。

自動販売機は、お金を入れる、商品のボタンを押す、商品が出てくる、という一連の流れが自動化されています。

お金を入れる、と、商品のボタンを押す、が条件で、それが達成されると自動で商品が出てくる、というわけです。

これと同じように、条件設定とその後の動作を決めておくことができます。

これが応用されることで、たとえば生命保険の手続き等で一層の効率化が進むのではないか、と期待されています。

イーサリアムを扱う上での注意点

そんなたくさんの特徴を持ったイーサリアムですが、何か注意することはないのでしょうか。

ここからは、実際にわたしがイーサリアム(特に暗号資産としての「ETH」)にふれる上で注意していることを書いていきます。

手数料=ガス代

まずは、「手数料」です。GAS代、もしくはガス代、といわれます。

ブロックチェーン技術を用いた暗号資産は、中央集権型のサービスよりも手数料が安い、というのが特徴の一つでした。

ただ、最近はそうでもなくなってきています。

理由は、ETH自体の値上がりにあります。

たとえば、0.01ETHの手数料で利用できていたとしましょう。

2015年ごろはETHは1ETHあたり100円にも満たないような価格でした。

このころは0.01ETHだと、日本円であれば1円とかそれくらいだったわけです。

手数料としてはかなり安いですよね。

ですが、2022年現在、1ETHは約30万円もします。これだと0.01ETHでも3,000円です。

ETHの値段が上がるのはうれしい面もありますが、手数料という意味ではもはやあまり安いとは言えないレベルです。

トランザクションには時間がかかることも

1回のサービス利用(トランザクションといいます)にかかる時間も結構気になります。

イーサリアムへ注目が集まるにつれ、サービスを利用する人も増えています。

ブロックチェーン上に記録されるトランザクションが増えるほど、その処理にかかる時間も増えていくわけです。

上でも紹介したガス代、すなわち手数料を多く支払えば早く処理をしてもらえるのですが、そうなるとコストが高くなってしまいます。

時間がかかるといっても数分なのですが、何でもかんでも高速通信のこの時代に、多少でも待たされる時間があるのはけっこう不便に感じてしまう要因です。

資金なくなることも

最後に、送付先を間違えると資金がなくなってしまう、ということです。

これはETHに限らず、暗号資産全般にいえることですが、送付先のウォレットアドレスを間違える、違うブロックチェーンに送ってしまうなど、処理によってはお金が消えます。

実際わたしも一度やってしまったことがあるので、手続きはいつも真剣に、慎重にやるようになりました。

たとえば銀行などでは、手数料はかかりますが、間違ったときは組み戻しなどの処理をお願いすることでお金が戻ってくることもあります。

中央の管理者がいないブロックチェーン技術を用いた暗号資産においては、そうした対応ができない、というのも気を付けておかなければいけないポイントだと思います。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

暗号資産業界で№2に君臨するイーサリアムについて、イメージを持ってもらえたのではないでしょうか。

「暗号資産」というと、まだまだ未知の領域なので、手を出しづらい、と感じる方も多いと思います。

少しずつでも勉強して、実際にじぶんで扱ってみるとわかることも多いですよ。

暗号資産を扱おうとすると、ウォレット(暗号資産を管理する財布のようなもの)が必要です。

今ではいろいろな会社が取り扱いをしていますが、中でも大手であるコインチェックはオススメです。

以下リンクから飛べるようにしてあります。

登録の仕方については、過去記事で解説しておりますので、良かったら参考にしてみてください。

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